2017年7月
     
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ウエディングドレスの作品発表会を行うために

「出来るだけ駅に近いところにしようね!」「あ、それでも出来るだけ安いところね!」と、クラスメイトと話し合っていたのは、3日間貸し切ることのできるホテルを探しているときのことでした。これは、ウエディングドレスの作品発表会を行うために、その会場探しをしていたときの出来事です。私はこのとき、服飾専門学校の3回生で、卒業に向けてのラストスパートをかけていました。私の通っていた専門学校では、この3回生という学生生活の集大成を飾るために、その年の学生同士で話し合い、好きなテーマの作品発表会を行うことに決まっていました。


そこで私たちの学年では、ウエディングドレスをテーマにあげて、その発表会を行うことに決まりました。この発表会では、3回生1人1人の仕上げた作品が全て展示され、それを他学年の学生や先生方はもちろん、一般の方々も見に来てくださるもので、この専門学校の毎年の大イベントのようなものでした。そうして私たちは、この発表会の準備を進めていたのです。これは学生たちの集大成となる発表会であることから、日時、会場、タイムスケジュールと、全てを学生自身が自主的に行わなければならず、このときはちょうど会場探しに悩んでいたときでした。より多くのお客様に来ていただくためには、できるだけ交通の便利の良いところが有難いものの、便利が良ければその分会場費が高くついてしまうため、そのさじ加減が難しいポイントでした。


また、そのホテル会場には、たくさんのウエディングドレスの作品はもちろんのこと、スポットライトなどの小道具も持ち込まなければならず、それに対応してくださるというホテル側の協力も欲しいもので、これにはきちんとした交渉が必要でした。こうして私たちは、学生同士の話し合いを行いながらも、いくつかのホテルへの交渉にも足を運び、着々と作品発表会の準備を進めていったのです。そうして丸2ヶ月間かけて完成した作品発表会の会場は、とても自信の持てるものとなりました。実際に行われた発表会では、たくさんの方々に見に来ていただくことができ、学生の中にはそのウエディングドレスを専門家の方に認められ、そのままに就職が決まった子もいたくらいです。このようにして、私の通っていた専門学校では、これまでの学生生活の最後を飾ることのできる場が設けられていました。私もこの発表会に自分のウエディングドレスを展示し、最高の学生生活となりました。